第608回「コスプレをしたことありますか?」

うん。腐女子ならあるでしょう……あるよね?
しかしここでのトラックバックテーマの担当者の考えてる意味とは違う意味だ。
一般的な意味ではなく、オタクのコスプレ。

悪友に毒されて、一時期コスプレパーティーとかイベントに行ってました。
2000年頃です。クラブとかを昼間に借りて皆がコスプレして集まってるのすごく楽しかったです。
オタクのコスプレは昔、アニメよりゲームが中心だったような気がします。
廃れては来ていたけど、2000年頃はまだレベルの高い格ゲーコスプレイヤーさんを見ることができました。
規模は後楽園のイベントが大きかった。本物の外国人の、TRIGANのヴァッシュ(背が高くて顔が小さくてめちゃくちゃ格好良い)と、日本人のウルフウッド(ヴァッシュに劣らず背が高くて顔が小さくてめちゃくちゃ格好良い)がすごかった……もちろん衣装も本格的。

私がその頃やったもの。
 ・シスプリの誰か
 ・デ・ジ・キャラットのでじこ、らびあんろーず
 ・アクエリアンエイジの悪魔三人娘(確かあづみ冬留イラスト)
 ・フルーツバスケットの女の子制服
 ・幻想水滸伝2のマイクロトフ
 ・ぴたテンのしあ
 ・不思議の国のアリスのアリス

アリスの衣装は被服科の子に作ってもらった仕立ての本格的なもの!
私も悪友もどう頑張っても格好良いキャラにはなれないので(二人とも身長150くらい、顔も幼い)、萌え系ばかりやっていて、格好良いの似合う人羨ましいねと言ってました。一回だけ似合わなくてもやろーよと幻水2のマチルダ3人しました。マイクロトフ、カミュー、ゴルドーwwwww
でもイベント行ったらはるかにレベル高いゴルドーがいっぱいいて、あーやっぱりダメだねってことになってしまいました。
 
高校生のときの友人です。
一度もクラスも同じにならなかったし、住んでる駅も違ったけど、新入生の身体測定の日に後ろに並んでたのでそこから仲良くなりました。身体測定の日に並んだのはたまたま受験番号順だったから。本当に偶然です。

最初に彼女と話したときのことは全然覚えてません。
髪が長くて田舎の子っぽい印象がぼんやりとあるくらい。次の日駅で会ったときは髪をさっぱり切ってました。
彼女が言うには、私と最初に会ったとき、私は「同じお腹の痛みでも、胃と腸では場所が違うし全然違うよ!」という話をしてたそうです(笑)
変な子ですね。
あまり覚えてないけど、その頃胃が重くて悩んでた気がする。

もう一人、彼女と同じ駅の子と三人で仲良くなって、登下校一緒にしてました。
それから高校を卒業して、私は東京の大学に、彼女も一年浪人してから東京の別の大学に通い始めました。
私は大学に入ってからお母さんが病気になって死んだりしたので、人付き合いが悪くなって滅入ったときに、彼女とだけとは会って、吉祥寺のイタリアントマトや今は亡きティークリッパーで長い間おしゃべりしてました。週のなかで人と喋るのが彼女だけだったときもw
あまり考え事をしたくないので、映画ばかり観ていたのもこの頃。

それから私は東京で就職して、彼女は大阪の方へ。
ときどきメールや葉書のやり取りをしていたけれど、ここ数年は疎遠になってました。私が仕事と恋に夢中になってたのもあるw

で、今年私は香川に戻ってきて、この間久し振りに香川に彼女が会いに来てくれました。
時間が戻ったみたいで懐かしかったです。
もう一人の子も、彼女も、私もそれぞれ問題がないわけではなくて、将来の不安とかいつまで頑張り続けたらいいんだろうという恐れみたいなのがある。
そういうのは学生だったときにはなかったものだなあと悲しくも、懐かしくも思いました。
でもここのところ沈んでいた気持ちが少し晴れました。分かり合える相手っていいですね。鬱屈していたのが少し癒された気がします。
香川に戻ってここで閉じ込められる怖さや、将来的に何かしなければならないという強迫観念があったのですが、今しようとしていることを楽しみたくなりました。
 
第605回「初めて買ったCDは何ですか?」

これは絶対分からないと思うw

hideの「DICE」


1994年だから14年前。14歳。
ヴィジュアル系が好きだったんですね。
中二病真っ只中でした。
いとこがヴィジュアル系が好きで、それまで音楽と言えばクラシックしか聴かないような家庭だったから、「格好良い!!」と思ってすごく影響受けました。X-JAPAN、黒夢、LUNA-SEA。書いてて恥ずかしいなあ……。
その頃見たドラマもあると思うけど、性的倒錯とか病んだものとか死とか憧れていました。
あまり変わってないかも?w

その頃親に隠れて見てたドラマ……。
なんか過激な内容になったので隠します。
 
第604回「本をジャケ買いしたことありますか?」

ジャケ買いしなかったら田舎で本好きは生きていけません!!
何を楽しみに生きていけというのだ。
最近ジャケ買いした本。
グレッグ・アイルズ「血の記憶」


サスペンス。被害者が年配の白人男性という、変わった連続殺人事件。遺体は性的に痛めつけられている。連続殺人事件は通常男性が犯人。でもこの事件では被害者がホモ/バイセクシュアルの嗜好もなく……。
上巻の展開がいいです。犯人も分かりませんでした。あまり納得いかなかったけどw
連続殺人事件と平行して……というか、連続殺人事件より気になる展開となるのが、女主人公キャットの過去。こちらは上巻の後半あたりで、犯人が想像ついてしまいます。でも下巻で読者を惑わせる展開が幾度かあるので、なかなか楽しめました。

ジェフリー・ディーヴァー「ボーン・コレクター」


サスペンス。正直に面白かったです! また騙されて(?)上巻だけ買ってしまいました。くそう、早く届いてくれ……!!
数年前に映画化された小説ですねー。映画は観てません。観たくなりました。
リンカーン・ライムという四肢麻痺の元警部が主人公。スピーディーな展開に、迫力ある遺体描写。人の恐怖を描くのがとてもうまい。いいなー。これ、シリーズなんですね。すごく嬉しいです。ちょっとずつ読んでいこうと思います〜。

最近買ったCD。
I've「OUT FLOW」

ニコニコ動画のアイマスMADで、欝エロゲーの曲として有名らしい「さよならを教えて」を聞いて忘れられなくなり購入。POPS系。やっぱり「さよならを教えて」のような、暗い曲が好きだなあ。割と軽い曲が多いです。聞きやすい。2003年のアルバムなので今聞くと少し古いサウンドもあって、90年代J-POPっぽいのもあったり、少し前の洋楽POPSみたいのもあったり。
KOTOKOの声がかわいいw

最近買ったマンガ。ホモ。
ヤマシタ トモコ「イルミナシオン」

いつものヤマシタトモコ。作家買いするようになってしまった。
今回はあまり好みの話がなかったかも……
この人のマンガでは、女装攻めとか少し変態入った話がすごく面白い。淡白な絵柄だからかな。受が男っぽいとワクワクする。

阿仁谷 ユイジ「刺青の男」

初めてこの人のマンガを買いました。何となく。
エロ描写がいいです。男性向けでも描けそう。でも個人的にはもう買わないかも? 受が女っぽいからw ストーリーも重いのは好きだけど、何だかケータイ小説の闘病モノを読んだみたいな違和感がありました。
Tag : 感想
 
今日は暗い内容。

希望するということ。
何かうまく行ったり……それは明日パンを焼こうってことでもいいと思うのですが、計画したりすることじゃないかと思います。
何かいいことが起きるという意味と同時に、先に何か自分が思う通りのことが起きると思えること。
先に期待することとか。

私は落ち込んだときに占いをしたくなるのですが、それは自分で先に何かを期待できなくなったり、計画できなくなったりしたときに、占いで「先にいいことがある」と言ってほしくなるからです。
なので、いい占いしか読まないし、悪いことがあったら読みません。
この方法は本当に自分でいいことを考えられなくなったときに有効だけど、たまたま占いで悪いことばかり書かれ続けると、それまで通り生活を続けるのが困難になったりします。

それから不幸になりたい病のこと。
幸せになると、周りの期待も大きくなるし、妬みをかったりします。
なので、ときどき疲れると不幸になりたくなります。
でも当然こういうことを考えていると、それこそ幸せになれないし、周りに対しても悪い影響を与えてしまいます。
それで自分が何を望んでいるのか分からなくなるので、確認することが必要になってきます。

今、体力が回復してきて、いろいろうまく行き始めました。
ときどきストレスを持て余して、食事を抜いて寝逃げ。その間に精神的に少し落ち着いてくる。
このとき家族に心配させてしまうので、分からないようにしているけれど、今回はあまり隠せなかったので、すごく心配させてる。心配させると、家族へのフォローが必要になります。
たぶん週明けには少し気分が浮上するかもしれない。
カウンセリング受けたいので、先生に相談しよう。
 
血の記憶の下巻。
新刊コーナーに上巻しかなかったから、嫌な予感がしてはいたけど、本当に置いてなかった……orz
ああああああ気になるううぇwぇwww(´;ω;`)

amazonで注文したら(というかもう注文したけど)届くのが金曜日。
明日は木曜日。
確実にあると思われる本屋は高松か岡山。ここから2時間。
いやいや。
片道1500円だから。
アイルズの他の著作もちょっと気になる。
いやいや。金曜日にはたぶん届くし、そこまで続きが気になるわけじゃ……
でもamazon、新刊の遅配はよくあるし……
実家は配達予定日に届かないことあるんだよな……
いやいや、もう注文したって……
でも店頭で他の本とか読みたいし大きな本屋行きたい……

(´;ω;`)
 
気分が落ち着かないので、日記をたくさん書きますw
というか、ノートに書いてればいいのですが、ついブログに吐き出してしまう。
一週間後くらいには消してるかもしれません。一ヵ月後には間違いなく消してる。

FC2のトラックバックテーマで、ゲーム機の話が出てましたねー♪
私が今まで持ってたゲーム機はPSoneだけです(笑)
親が絶対ゲームさせない主義だったから。PSoneは大学時代に買った。
PSP買いたい。アイマスとモンハンしてみたい。アイマスはパーフェクトサン。ゲームの春香さんに会ってみたい♪ でもアイマスはニコニコで見るのと衣装が楽しいので、育成ゲームにはあまり興味ないです。なんかアーケード版のシステム復活とか聞くと、ミニゲームみたいな感覚で楽しめそうかな〜と思ったり。
あとPSPのライブラリ。

今日買った本。
グレッグ・アイルズの「血の記憶」。
連続殺人もの+サスペンス+いかれた知的で行動的な女主人公という好みの組み合わせだったので、ついジャケット衝動買い。高かった。まあいいかと思ってたけど、読み始めて「上」の文字に気付いた……
上巻があまりにつまらなかったら買わないけど、今のところ面白いです。くやしい。けど嬉しい。久し振りに海外サスペンスものでのジャケ買い成功した気がする。ここのところ外れが多かったからなあ。

連続殺人もの+サスペンス+いかれた知的で行動的な女主人公といえば、去年は大失敗しました。
アリスン・ブレナンの「ザ・プレイ」。
ノーラ・ロバーツ×スティーヴン・キングという帯で、サスペンス+元FBI捜査官の著者+キングファンとしては見逃せなかったので、ふらふらと購入。
ひどい!
キング要素は全くない。
サスペンス色の強いハーレクインものという感じです。
ハーレクインものは別に苦手意識もないけれど(好みが合えば読む)、サスペンスを期待していたので、しょっぱなからの濃厚なハーレクイン臭に嫌気がさしました。
スティーヴン・キングはいくら何でも言いすぎじゃないかなあ。集英社の海外文庫は嫌いだ。
キングの「呪われた町」もいい加減改訳すべき。
角川文庫は表紙を変えてください。そのときの流行に合わせるんじゃない。映画の原作だからと言って、映画の写真を使う手はもう古い。というか購買意欲が失せる。パウロ・コエーリョはどう考えても表紙で損してるので、もっと良いデザインにしてください。解説に変なスピリチュアルの人を呼ばないでください。感動が半減します。
早川は独占してないで、とっとと出版&重版&復刻してください。有名作品が図書館でも読めないなんて酷すぎる。
 日記  日記 
 
髪切りました。
香川に帰ってきて初めて。
東京ではお気に入りの美容師さんがいて、二ヵ月に一回くらいは切ってたんだけど、そこ以外で髪切るのが嫌/怖かったから、何とか東京に行って切りたいなあと思ってた。
でも実際、そうそう行けるわけもなく、だらだらと伸び続ける髪があまりにも見苦しくなってきたので、今日近くの美容室に行きました。
10年前、私が大学で東京に出る前には別のお店(もともと美容室だった)で、今のお店に変わったのは4年前くらいだとか。
前に入ってたお店の前は、また別の美容室だった気がする。なので、美容室であることは変わらないけど今の美容室で3店目? たぶん。
前の美容室はトラウマがあって……というか、香川の美容室にはどれもそれぞれトラウマがあって大嫌いでした(笑)
そのネガティブなイメージがすごく強くて、なかなか美容室に行きたくなかったというのもある。

香川の美容室。
実家の近くには3店あって、年配向けのS、全年齢向けのT、やや若い人向けP。
どれも本当に酷かった(笑)
バブル期のままっぽかった。……私が生まれたのは、そんなにバブル期と離れてないけど。
思春期だったからなのかなあ。美容院に行くたびに欝気味になってました。ものすごく落ち込んで、次の日学校に行くのが苦痛で仕方なかった。
平安時代、女の人の髪には命が宿ると信じられていたから髪を切らなかったとか言う、嘘かほんとか知らない話を聞いたときは、ものすごく納得してた。髪を切るたび恐ろしく憂鬱になってたから!

昨日の小説は半分フィクションで、半分ノンフィクションなのです。
数年前、憂鬱な状態から脱して、徐々に自分のことを落ち着いて見ることができるようになったのか、自分の過去のエピソードを利用しつつ嘘を書くことができるようになりました。

で、今日とうとう美容室に行ってきました。すっきりした。
お姉さんもいい感じの人でした。
でも最後に付けてもらったワックスは大失敗。匂いがきつすぎる。
数年前のスギ花粉大量飛散以来、アレルギーが再発して喉が弱くなってるので、もともと胃が弱いから苦手だった強い匂いがますますダメになりました。息が苦しいw
お風呂に入っても落ちないので、ちょっと滅入ってきた……
要するに、マ・シェリとかのよくある匂いなんですが、嫌だー
 日記  日記 
 
 菜々子は自分が女の子らしいかどうかずっと気にしていた。三人姉妹の末っ子で、年の離れた姉たちは完璧できれいで、ああいう女の人になりたいと思った。菜々子は相当のシスターコンプレックスがあり、そのことに彼女自身が気付くのはずっとあと、家を出て大学に入ってからだ。
 菜々子にとって強烈な思い出になっているのは三人で美容院に行ったときのことだ。菜々子は幼稚園、二人の姉はそれぞれ小学4年生、中学1年生だった。美容師さんは何を思ったか、菜々子の髪を男の子のようにカットしてしまった。三人もいるのだから一人くらい男の子だと思ったのだと言う。それ以来、菜々子にとって「女の子に見えるかどうか」が深刻な問題になってしまった。
 菜々子はいつも背伸びしたがった。レースやピンクの花柄のハンカチに憧れた。母や姉が持っているのと同じものを持ちたがった。ズボンなんて大嫌い。寒い日でもスカートを履くと言ってきかなかった。
「小学生になったら毎日嫌でもスカートを履くことになるのよ。スカートに飽きちゃうから今はズボンを履きなさい」
 と言う母の言葉に内心「スカートに飽きちゃうことなんて絶対にない」と思いつつ、一理あるように思われたので、お互いに妥協してスカートとズボンを両方履いて幼稚園に行った。
 小学校になってもその気持ちに変わらなかったけれど、菜々子はどうやったら「女の子らしく」なれるのかが分からなかった。服は姉のお下がりばかり、髪はいつも短くて(母曰く、前髪が伸びると目が悪くなるから)、菜々子は一人で外を歩くのが嫌いで、美容院は大嫌いだった。
 姉ばかりでなく他の同世代の女の子と比べても、自分は流行りのことも何も知らないし、女の子らしいところがちっともないような気がしていた。
 こっそりきれいな雑誌を買ってみたけれど……それは高校生向けの雑誌で、書いてあることの半分も理解できなかった。ただパリの女の子の服がすごくかわいくて、菜々子もそんな格好をしてみたかったけれど、田舎の小学生には無理な願いだった。
 ある雨上がりに、菜々子が友だちと帰っていたときのこと。友だちは菜々子に傘の先を見せて言った。
「傷がないでしょ? 傘の先、引きずらないで歩いてるんだ」
「本当だ」
 菜々子はすごくびっくりした。彼女の傘の先はずるずる引きずって歩いているせいでぼろぼろだったからだ。
 こんなこともあった。
「待って、菜々子、リボンがほどけてるよ」
 走ってるうちに、リボンがいつの間にかほどけていたらしい。よく見るとボタンも一つ外れていた。他の女の子たちにくすくす笑われて、菜々子は浮かれて走っていたのが恥ずかしくなった。
 姉も他の女の子もものを大切にして、菜々子みたいになくしたりぼろぼろにしたりしない。格好も気を遣っていつもちゃんとしてる。
 菜々子もそうしたかった。先がきれいなまま傘を使いたい。
 でも傘を腕にかけて歩くのはちょっと疲れた。それで菜々子はつい傘を地面にずるずる引きずってしまうのだった。

----------------------------
書く練習。「か」→「傘」
老女を書いたので少女。

↓ブログ村参加中。
にほんブログ村 小説ブログへ
Tag : 自作小説
 
 外谷村の長之助という若者が八幡神社に参った帰路のこと。山中にて夕方も近くなり、あたりに人家もなく、宿を探すべくもなく諦めてかけていたところ、薮中に崩れそうな家があった。近くに寄って見れば明かりが点り人の気配がする。家には老婆が一人住んでおり、宿を求めたところ泊めてくれることになった。
 真夜中、長之助がふと目を覚ますと、老婆が包丁を持って枕元に立っていた。飛び起きて老婆を取り押さえると、長之助が昔老婆を捨てた男に似ていたので積もり積もった恨みが思い出されて魔が差したという。
 仔細に聞くと、老婆は昔ある男と文を交わすほどの仲になったという。だが男は隣村の女と結ばれることになっていたのだ。騙されたと気付いた老婆は男からもらった文を破り捨てるも、かえって行き所のない怒りは身の内に残ってしまった。そして男に似ている長之助を見て、あの男が戻ってきたように思えて殺そうと思ったと。
 そう話しているのはもはや老婆ではなく、美しく若い娘が身を震わせて泣いていた。
 お前の顔はあの男そっくりだと娘は言い、言いながら長之助を見つめるうちに、娘の口がゆがみ、その口の間から狗のような歯と赤い舌が見えた。額から小さな角が生え始めた。
 よくも捨ててくれたなあ、と生成りは泣きながら言った。
 生成りは長之助に襲い掛かり、肉に喰らい付いたが、突然ぎゃっと叫んで飛びのいたので、長之助はほうほうの体で老婆の家を飛び出し山を下った。
 懐に八幡神社の札が入っていたので、生成りはそれを嫌ったのだろうということだった。長之助は三日煩い死んだという。

-------------------------
書く練習。「お」→「嫗」
昨日老化を書いたので若返り。
いろいろ初の試みすぎる。

↓ブログ村参加中。
にほんブログ村 小説ブログへ
Tag : 自作小説
 
栄華を極めたソロモンでさえ、この花一つほどにも着飾っていなかった。
  マタイによる福音書 6章29節


 ――アリスン、モデルを目指したきっかけは?
「そうね。気が付いたら憧れてたわ。母が言うには、私は小さい頃から鏡の前であれこれ服を着てみるのが好きだったって。ませた子どもだっみたい。でもモデルになろうと決心したのは一九九三年のアルトゥーロ・バカリの春夏コレクションを見てから。ものすごく衝撃的だったの、こんなにきれいな世界があるんだって」
 アリスン・チンは首を振って笑った。インタビュアーの、趣味の良くない眼鏡をかけた男性にどうしたらあのときの感動を伝えられるだろうかと思ったのだ。インタヴュアーはアリスンの笑顔につられて笑みを返した。
 当時のアリスンは結局のところ、周りからかわいいと褒められていい気になっている、田舎の小娘に過ぎなかった。シートにちょっぴり穴の開いた映画館で男の子たちとデートをして、まずい酒しかないクラブに行って遊んでいた。
 それがある日何気なく見たテレビに映っていた、アルトゥーロ・バカリの春夏コレクションを見たとき、アリスンの世界は一変した。
 舞台には生花の瑞々しい花びらが散りばめられ、金貨を縫い付けた薄絹のような服をまとったモデルたちが思い思いの姿で寛いでいた。ソロモン王の栄華もかくやと思われた。服は風もないのに、歩くたびに空気を含んで揺らめいていた。
 これこそアリスンの求める全てだと確信した。それからアリスンは必死に減量し節制し、エージェントリストと見本を作り、自分の足で仕事を探した。最初はことごとく落とされるも諦めずにいたら、拾ってくれるところがあった。最初は小さな仕事を任されているうちに、徐々に有名デザイナーの目に留まるようになり、数年後にアリスン・チンはトップモデルの一人にまでのぼりつめていた。
 ――そして成功した。成功の秘訣は? トップに上り詰めるのは並大抵のことではないでしょう。
「そうね。だけど信じることよ。だってそもそも田舎の女の子がモデルになるなんて、想像するのも難しいじゃない? そして自分で成功を信じられないなら、成功なんかするはずないわ」
 ――まさにその通りだ。
 ――では初めてバカリのコレクションに出ることになったときのことを聞かせてください。
 アリスンは初めてアルトゥーロ・バカリに会ったときのことを話しながら、インタビュアーの服の袖口を何気なく見ていたが、その布地や仕立ての良いことに気付いた。どこのブランドか分からなかったが、靴も既製品のようではない。眼鏡で趣味の悪い印象を受けていたが、そうではなさそうだとアリスンは思い、少し気を良くした。
 ――最後に。アリスン、あなたはとても美しい。その美しさの秘密は?
 アリスンは笑って、無意味な問いだと答えそうになるのを留まった。
「食事や運動も大事だけど、でも一番は自然体でいることよ。栄華を窮めたソロモンさえ、野の花ほど美しい服を持ってはいなかったと聖書にあるでしょう。あれってなぜかしら。ソロモンと野の花の違い。私はソロモンの服は美しくあろうとして作られたもので、野の花はそんな意図を持ってなかったから美しいっていう違いがあるんじゃないかって思ってるの。だから美しくあるためには自然体でいることね」
 ――なるほど。アリスン、インタヴューを受けてくださってありがとう。
「ありがとう」
 アリスンはインタヴュアーの名前を言おうとして、思い出せないことに気付いた。名刺をもらったはずだ、あとで確かめておこうとアリスンは思い、インタヴュアーを笑顔で送り出した。
 ところがインタヴュアーが去ったあとで名刺を見ると、それは裏表ともに真っ白で何も書かれていなかった。まさか印刷されていない名刺を渡されてしまったのだろうか、インタヴューが記事になるのはどちらでも構わなかったが、何とはなしに気になって、アリスンはインタヴュアーの所属する雑誌社に問い合わせた。だがその答えは「弊社は今月アリスンのインタヴュー記事を書く予定はありません」とのことだった。
 ではあのインタヴュアーは一体誰だったのか。にわかにアリスンは怖くなった。
 そしてはっとして、アリスンはバスルームに駆け込んだ。洗面台の上にある大きな鏡を覗き込むと、そこには醜く年老いた老婆の顔があった。

--------------------
書く練習。「え」→「栄華」
注意書き。
アルトゥーロ・バカリは架空の名前です。
後半でアリスンが言う、聖書解釈はちょっと間違ってます。本来の文脈では素直に自然の美しさを褒め称えていると思われます。
引用の聖書は新共同訳から。

昨日と同じく、カタストロフィー(?)を書きたかった。
↓ブログ村参加中。
にほんブログ村 小説ブログへ
Tag : 自作小説
 
 一匹の幼虫が枝を這っている。太った体は十分に栄養を蓄えて、はちきれんばかりに張り詰めていた。枝の上で這っていた幼虫はあるところで止まり、そして枝に糸を張って足元を固定しそのまま動かなくなった。やがて表面は固くなり、幼虫は蛹となった。
 しばらくするとその背に切れ目が入った。だがその切れ目はほんのわずかなものだったので、中の虫が出てくることができるほどではなかった。遅々とした進みではあるが、切れ目が少しずつ大きくなっていったが、その間にも他の虫は飛び立っていく。
 ついにその蛹だけ羽化することなく、その季節は過ぎ去った。
 その後も切れ目は少しずつ大きくなりつづけた。しかしその次の季節が巡っても、その蛹だけは出ることがかなわなかった。その次の季節も、そのまた次の季節も。
 そして五年、十年、いや、二十年、三十年経ったある日のこと、切れ目は中の虫が出るに十分なほどになった。乳白色の羽が覗いたが、蛹の中で虫はとうに腐っていた。切れ目からペースト状の液体が地に垂れ落ちた。
 切れ目から出た羽は日に照らされ、ゆっくり乾いて伸びていき、七色の輝きが宿った。
 風が吹き、体のない羽はいっとき空に舞い上がり、地に落ちた。

-----------------------------
「う」→「羽化」。
昨日に引き続き、ひきこもりニートを表現してみました。
ものすごく眠いです。
↓ブログ村参加中。
にほんブログ村 小説ブログへ
Tag : 自作小説
 
BScinemaで「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3」をやっていて、思わず見てしまいました。
映画 チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3 - allcinema



美しい幽霊と恋に落ちる修行中の坊主フォン(トニー・レオン)。……あとはいつものストーリー(笑)
若い主人公、霊験豊かな老師、それに金の亡者だけど間抜けで憎めない3枚目の仲間。
期待通りのワイヤー・アクションが心地良いです。
今観ると変なCGとかラスボスにも笑いましたw
それから手下のクリーチャーがすごいいい! 髪を剃った女の人とか、豚の形のとか。

はじめタイトルが分からないまま見ていて、「なんか見たことあるなあ、これは好みだ」と思いつつエンドクレジットを見て納得。チャイニーズ・ゴースト・ストーリーか! 1を見たことありますが、そのまんまです。
こういう映画大好き。エンターテインメントって素晴らしい! この頃のおバカな映画はどれだけ観てもいい気がしてしまう。
シリーズ1作目の「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」は文句なしに楽しめると思うので、未見の方はぜひどうぞ。
ツイ・ハーク監督大好きです。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズ、ずっと観てました。この人の作品では「男たちの挽歌」シリーズが一番有名なのかな?

この映画でもそうですが、ツイ・ハーク監督作品の、美女同士の熱い友情/闘いは本当に色っぽい。
↓確かこの映画だったと思うけど、百合シーンにめちゃくちゃ燃えた覚えがある。美しいー!
映画 蜀山奇傅・天空の剣 - allcinema

 
 壁に白い糸が一本、付いていた。香奈はそっと摘んで捨てようとしたが、糸はするする引っ張られて長くなっただけだった。よくよく見れば壁に小さな穴が開いており、そこから糸は出てくるようだった。
 何となく気味が悪くなったが、そのままにしておくのも嫌だと思い、香奈は糸を引っ張った。するりするりとどこまでも糸が出てくる。
 糸はごく普通の手縫い糸のようだった。
 ――壁の中に糸巻きでも埋まっているのだろうか。
 壁に頭をくっつけて穴を覗き込んで見たけれど、奥は暗くて何も見えない。香奈は裁縫箱から空いた糸巻きを取り出して、糸をくるくる巻きつけた。糸巻きを巻きつけ終わってもまだ糸は途切れことがない。香奈はもう一つ糸巻きを取り出し、巻きつけた。糸を引っ張りながら巻きつけていると、まるで糸を紡いでいるような気分になる。少し楽しくなって、また一つ、また一つと糸巻きに糸を巻きつける。香奈のそばには白い糸巻きの山が出来た。やがて裁縫箱の空いた糸巻きはなくなってしまったので、香奈は厚紙を切ってそれに糸を巻きつけた。
 厚紙の糸巻きの山が出来るころ、不意に糸が重くなった。糸がなくなってしまったのだ。香奈は寂しくなった。壁の裏を調べようと、立ち上がり部屋を出て隣の部屋に向かった。
 するとそこには香奈の母がいた。
「おかあさん」
 香奈が呼びかけたがもう遅い。母はすっかりほどけてしまって、あとには細くなった芯ばかり。

-----------------------
今日は「い」→「糸」。
ひきこもりニートを表現してみました(笑)
↓ブログ村参加中。
にほんブログ村 小説ブログへ
 
 近所に小さな雑木林がある。私はそこを散歩するのが好きだった。厳しい暑さも去り、朝晩が冷え込むようになると尚のこと。一雨降るごとに気温は低くなり、木々は色付きはじめる。
 晴れた日には大気は乾き、足裏で落ちた葉が音を立てるのが楽しい。息を吸うたび、枯れた葉の、甘く懐かしい匂いが鼻腔をくすぐり、胸の締め付けられるような思いがする。
 ふと、気付くと私はいつもの道を外れていた。チチチ、と鳥の鳴き声を遠くに聞いたが、人の気配も車の音もしなかった。狭い雑木林のこと、私は不安に思うこともなく、いずれどこかに出るだろうと歩き続けた。
 さくさくと自分の足音ばかりが耳につく。どのくらい歩いただろうか、私はようやく違和感を覚え始めた。あまりに雑木林が広すぎるように思えてきたのだ。迷っているのか、それとも知らない道を歩いているという不安が時間を長く思わせているのか判断がつかなかった。
 そのとき数メートル先にある樹の陰に誰かが立っているのを感じた。彼だ、となぜか思い、走ってその樹の裏に回り込んだ。
 そこには誰もいなかった。
 そんな場所にいるはずがないだろうと冷静になって考えられたのはずっと後になってからだ。そのときは間違いなくそこにいて、私と彼の場所は繋がったと思った。急に走り出したせいで眩暈を覚えた。視界がぼやけ耳が聞こえなくなり四肢の感覚が遠のくなかで、私はその気配だけを強く思っていた。

-----------------------------
書く練習。
「あ」から順にテーマを決めて書いていこうと思います。続くか分からないけど。
にほんブログ村 小説ブログへ
 
某掲示板で盛り上がっていて面白かったので、個人的にまとめ。

基本的には↓
大阪教育大学文芸部−小説作法

 ・段落最初の一文字下げ
 最後に病室で母と会話を交わしたのは由宇子だ。
 それは八月十三日のことで、広い一人部屋は奇妙に暑かった。母は暑いと訴え、由宇子も落ち着かずに空調を下げたりナースステーションに頼みに行ったりしたが、室内はじっとりと暑いままだった。

 ・ただし、括弧「」の前は例外。
「先生、呼んできて」
 午後も半ば、母がそう言い、由宇子は慌てて人を呼んだ。看護士たちがばたばたと母のベッドを取り囲むのを、母が自分の元を離れていくのをぼんやり突っ立って見ていた。

会話のヴァリエーションとして。
 午後も半ば、母が
「先生、呼んできて」
 と言った。由宇子は慌てて人を呼び、看護士たちがばたばたと母のベッドを取り囲むのを、母が自分の元を離れていくのをぼんやり突っ立って見ていた。

 ・例外の例外。会話を地の文に続ける場合。
 午後も半ば、母が「先生、呼んできて」と言った。由宇子は慌てて人を呼び、看護士たちがばたばたと母のベッドを取り囲むのを、母が自分の元を離れていくのをぼんやり突っ立って見ていた。

 食事をしている間もその後も隣人たちが珍しがって八木を見に来た。そのたびにサラは自慢げに八木を彼らに紹介した。「森の池のところに突っ立ってたのさ。ヤーグっていうんだ」


次に、人によって使い方の違うもの。
 ・括弧「」内の改行
「そうじゃないかい? だってこんな生っ白い子見たことないよ。地下かどこかに住んでたに違いない」
「祖母から話を聞いたことがあるよ。祖母が小さい頃にそんなことがあったらしいよ。
 何にしても帰ってきたのは良いことだよ。小さい人たちに贈り物をしないと」

 ・括弧「」内の改行時に、文頭に“「”がつく
「そうじゃないかい? だってこんな生っ白い子見たことないよ。地下かどこかに住んでたに違いない」
「祖母から話を聞いたことがあるよ。祖母が小さい頃にそんなことがあったらしいよ。
「何にしても帰ってきたのは良いことだよ。小さい人たちに贈り物をしないと」

他にもあるかな。知っていたら教えてください。

上記の例文引用は拙作から。↓
小説、絵本創作サイト:ながいよるに。
にほんブログ村 小説ブログへ 
 
こんなに文章書くのに悩んでるの初めてかもw

今までももちろん悩んでいたけど、とにかく「自信がない」という悩みでした。
今回は技術的なことを悩んでます。
つまり、今までは技術的に悩む余裕がなかったってことですかねw

というか、技術的なことに関しては、これまで強いテーマ……
「その話/文章を読むことで読者に特定の感覚を起こさせたい」
というのがあって、それが成功するか否かの実験でした。
一つの文・言葉で、どれだけ正しく書き手の意図した通りに読み手を動かすことができるか。

今回悩んでるのはプロットや全体の構成。
私は上のテーマを持っていたので、読者の感情に訴えかける描写……風景・情景描写を利用した文章が得意です。

で、今回それだけでは退屈かなあと、プロットを立てる段階で描写の濃淡が出るようにシーンを並べました。
最初に
 感覚に訴えかける濃密なアクションシーン、
次に
 説明かつ伏線としてのあっさりしたシーン。
これが書いてみると、ものすごく不自然に感じるw
やったことないからかもしれませんが、説明シーンが手抜きしてるみたい……
ちょっとあっさりしすぎなのかも。

迷ったので、一昨日あたりから掲示板や物の書き方サイトをいろいろ巡ってみました。
-小説の書き方講座-
↑のサイトは面白かったです。
いわゆる、エンターテインメント文学向けなので、ここで書かれていることがそのまま、純文学、ライトノベルと当てはまるわけではなさそうですが。

あと本を立ち読み。
今まで小説作法本は、もっぱら「小説を書こう」という動機を持続させるために読んでいましたが、一冊How to本買おうかなと思ったりしてます。
今日立ち読みした中で、地の文7割、会話3割というのがあって、「げえっ 孔明」と思いましたw
いやいや。
えーと。
私の文章は硬いし、読みにくいと言われます。
一つ一つの文章が長いわけではないけれど(たまに意図的に長々と書いたりするけど)会話がほとんどありません。
そういえば一時期、会話をまったく書かない文章を目指したこともアッタナ……
あと絶対体言止めを使わないとかww
自分の好みで、会話がない方が好きでそうしてたけど、ちょっと見直すことが必要かもと反省しました。
自分自身の好みも変化してきてるし、それに合わせて文体を変える必要があるかも。

↓今のBGM
 攻殻のGISのBGM好きで民族系好きとしては当たりでした。
Tag : 小説 書き方
 
文豪怪談傑作選という名に惹かれて、手に取ったこの一冊。↓
怪談より、「小説とは何か」というエッセイが面白かったです。


文豪怪談傑作選 三島由紀夫集。
怪談ものとして、タイトルにもある「雛の宿」という作品がかなり面白かったです。豊饒の海シリーズのような、幻想性と、主人公の知らないところから続いている因縁による破滅というテーマがとても美しい。血縁という関係性の暗さとか。
その他幾つか、ホラーというより、幻想小説として素敵です。日本の近現代のホラー小説は、どちらかと言うと、美しさを求めるところがあるせいかもしれません。
一番最初に載っている「朝顔」という話はあまり好きではないかもw 何だか笑ってしまう。
短編向きの小説家と、長編向きの小説家がいると思うけど、この「朝顔」を読んだとき、「三島由紀夫はやっぱり長編向きなのかなあ」と思ったりしました。「雛の宿」を読んで思いなおしたけど。
シェイクスピアのソネット30、
When to the sessions of sweet silent thought〜
で始まるのがありますが、これを読んだとき、なんかオチがついているようで笑ってしまいました。大好きな作品ですけど。今と詩に求めるものが違うせいだと思いますが、起承転結がはっきりしすぎているというか、結びに何か論理的な結論を求める傾向がある気がしました。三島由紀夫の「朝顔」はそんな作品だと思いました。

この本の最後に納められている「小説とは何か」で、三島由紀夫が「読者は小説に道徳性を求める」というのが、まさに上であげた「オチのある短編」じゃないかと思ったり。
「朝顔」でのオチは道徳的ではないけれど。

「英霊の聲」はタイトル通りの作品。戦争を題材にして思想的。三島由紀夫の願望かなあと思ったりしました。私は美化しすぎていると思うけど。

「小説とは何か」。
とても辛口に、小説を好きな人間と小説を書く人間について分析してます。これがとても面白い!
あー、分かる!と叫びたくなる。というのは、まさに私自身がその分析に当てはまる人間だと思ったから。そしてそうなりたくないと思ってる。
とても面白い本でした。物を書くことに興味あるなら、最後の「小説とは何か」をちら見するだけでも価値ありです。
Tag : 小説
 
三点リーダ「…」のお話。

三点リーダは先日引用したサイト(コラム/基本ルール - BNSK)にもあるように、基本的には二回続けて打つようです。
もしくは偶数回。

こういう慣習が出来たのはリーダー@wikipediaによると、
1946年(昭和21年)に文部省教科書局調査課国語調査室(当時)が作成した『くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)』のテンテンの用例に点6つが打たれている事から広まった可能性がある。

とのこと。
結構新しい話なのかな。
まあwikipedia出典ですけど。

オンラインの物書きやってると、スタイルシートで調節できたり、フォントの表示が環境で違ったりするので、結構文法に関していい加減になってきます。
投稿するにはそれじゃだめだよねってことで、こういう基本ルールを見直したりしています。
で、三点リーダは二つ打てと書いてあるので納得してたんですが、今月始まった日経新聞の高樹のぶ子さんの連載小説!
三点リーダが一つしかない!(笑)
新聞の連載欄が縦に短いから一つしか打ってないのでしょうか。
新聞の連載欄は高樹さんに限らず一つだけしか打たないとか?
それとも高樹さんが普段から一つしか打たない主義?

今度図書館で調べて来ようと思います……

2008/10/18追記。
調べてきました。
他の高樹さんの著作では三点リーダは二つ使われてました。
やっぱり新聞の連載欄が縦に短いからですかね。

例外あったら知らせてください。
Tag : 小説
 
girl1008.jpg

昨日のイラストを仕上げました。
バランス悪いなあ
 
girl1007.jpg

胸描くの難しい。
きれいな形を目指して試行錯誤してたら服書き忘れてた。
 
コラム/人称について - BNSK
これ、面白いなーと思って読んだ覚えがある。
あまり理解してないけど。

ここで、「三人称多元描写」=神の描写とあるけれど、実は今ちょっと悩んでいたり。
できれば完全に客観的な文章を書きたいんだけど、文章で「それは〜だからだった」という説明を書いた場合、それって書き手/神の主観が入ってくるよね……?(笑)

AはBである。
それはCが原因である。

と書いた場合、そこに本当に因果関係があるかどうかは読者には分からない。
ただそう因果関係があると書いてるから、そうなんだろうなと思うしかない。

情景描写ならまだしも、これが心理描写も関わってくると、少しややこしくなる気がした。
三人称というより、一人称=作家が語る一人称っぽいなと。

なんか変なこと書いてる気がするけど、今の時点で疑問に思ったことのまとめ。


あと↑のBNSKのwikipediaでは三点リーダの話が出てますが、ちょっと例外を見つけたので別の記事にまとめようと思います。
 
ちょっとハイテンションです!
なんか、うへへへという気分です。
小説を書き始めてスイッチが入ったのかなー
やたらイラストを描いてるのもそのせいです。小説を書いてて、書くのに飽きるとイラストを描いてしまいます。二倍に肩が凝るので作業効率が良くない。

プロットをちゃんと練ると小説って書きやすいんですかね。
想像以上に楽しくてびっくりしてます。
去年の苦しみは何だったんだ……
なんか、キャラクターに最初から最後まで愛着が持てませんでした。
初めてきちんとしたキャラクターを作るということをしたせいかも。

それまで二次創作中心で、一次創作と言えば、私(あるいは私の分身)と女の子(他者としての女の子)くらいしか登場しませんでしたが、初めて三人称でまともに男の子の主人公を作ろうとしました。
今振り返ると性格が決まってませんでしたw
外見くらいしか(ありがち)。
今回はその反省を踏まえ……踏まえたつもり。

主人公ってどうしても善に傾きやすいというか、ストーリーの整合性を保とうとして、「普通こういう行動取るよね」で話を書くと、ものすごく偽善的なキャラクターになります。

こう書いてると、今書いてるのも動機付けが弱いところが何箇所もある気がしてきた。
たとえば「恋人のために誰かを殺す」とか。
これってストーリーとしては普通だけど、ちゃんと動機としてリアリティを持たせないと、ものすごく陳腐になります。
これが積み重なると、素っ気無いキャラクターになってしまい、感情移入しづらく、愛着がわかない。
難しー
 
kon3.jpg
まあ要するに生脚を描きたかった。

珍しく塗りを真似したいイラストレーターさんがいるのだけど、どうやったらそんなふうに描けるか分からない……
気合?

基本的に厚塗りが好きなのだけど、その人はアメコミ+アニメ?
透明感があってキラキラしてます。
あまりそういうタイプで真似したいと思ったことはないので、珍しく。
複色でグラデーションの影を付けたいんだけど、なんかもっさりしてしまう。
 
sukeroku_kon.gif
昨日の落書きからいろいろポーズ付けて遊んでました。
歌舞伎の助六風。
色塗りしたいけど、最近色の塗り方がよく分からなくなってきました……
 
kon.gif

大好きだぜ! 局長!!
銀魂で一番好きなキャラクターです。こういうキャラクターは和みますな。年のせいかしら。
でも前面に出るとどうしようもないんだろうなあ。マンガの端っことか、他の人の口を通して語られるのがいいです。
 
早く小説を書く作業に取り掛かりたい!
もうプロットをこね回す作業には飽きました。書き始めたら書くのが嫌になりそうだけど……w
詳細プロットは一応昨夜仕上がりました。うーん、長かった。
今固有名詞を決める、地道な作業に突入しております。

今回は洋風ファンタジーのため、固有名詞も海外の赤ちゃん名前付けサイトを参考にしてます。すごく便利ですね。
Baby Names, Meanings. Baby boy names, baby girl names.どうもマイナーというか、古風な名前が大量に載ってるらしいですが、本来の意味まで書かれてるのがいい。
2、3文字入れると部分検索や、似たような響きの名前を検索してくれます。

日本の名前付けサイトは現代的な名前が多すぎる気がします。古風な方がかわいいよね。

ちなみに日本の苗字は↓のサイトが、漢字・読みともに部分検索できるので創作に便利です。
全国の苗字(名字)

海外の人の苗字、日本の人の名前については良いサイト検索中。お勧めあったら教えてください。

目下の問題は地名。
前回の長編でも苦しみましたが、今回も苦しんでます。
ちなみに前回は、
 1.適当な海外の地名を拾ってくる
 2.その地名をアメリカwikipediaで検索
 3.historyで、その地名の古名を調べる。
 4.良さそうだったらそれで決定。良くなかったら周辺の都市や地名の古名。
というふうに付けました。
意味のあるものにした方が愛着がわきます。
Tag : 小説
 
カテゴリー
最近の記事
リンク